インタビュー

私らしく人生を歩みたい―。
そうは思うものの、そもそも「私らしさってなんだろう」と疑問が浮かぶ人もいるはず。
「La-Chic」では様々なフィールドで「私らしく」生きる女性=“ラシカりすと”達にインタビューしながら、読者の皆さんと一緒にそのヒントを見つけていけたらと思っています。

今回のラシカりすと

髙畠里美さん

美容院cacicori(カシコリ)

髙畠里美 さん

女性の美を全力サポートして
3世代から愛されるお店に。【後編】

結婚出産後も美容院の店長やマネージャーとして活躍してきた髙畠里美さん。家事育児と仕事とのバランスを保つため、一念発起して自分のお店をオープン。後半では家族との時間や展望をお伺いしました。

少しの時間でも大事にしたい。
娘との関わりで「私」に戻る。

ー店長時代から独立に至るまで、子育てと仕事の両立はいかがでしたか?

生後8か月から保育園に娘を預けて働いていました。

自宅から勤務先まで往復4時間かかっていて本当に大変でした。特に冬は、もう行くだけでヘトヘトになるぐらい。でも毎日忙しい中で、少しでも娘との時間を有意義に過ごそうと思い、音楽、DVD、パズルやシール、絵本といろいろ用意して楽しんでいましたね。

まるで車内が家の中のようでしたよ(笑)。

苦痛だった通勤時間が、いつしか娘との大切な時間になっていました。

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今は独立して通勤時間はなくなりましたが、それでも家族揃っての休日は月に1~2日。なのでその日は思いっきり遊ぼう!と決めています。

お店の方にいても、娘の帰ってきた空気を感じ取りながら仕事ができるので幸せですね。

 

 

来店するお客様をきれいにしたい!
そのためなら頑張れる。

ー将来の展望を教えてください。

女性のトータルビューティをサポートしていけれるようになりたいと思っています。

美容院だと髪のことだけで、顔の美容には違うところにいかなきゃいけない。なので今後は髪のことだけでなく、美容外科クリニックさんと提携して、サプリメントやドクターズコスメなどの情報も伝えられたらといいなと。

お店には赤ちゃんからおばあちゃんまで3世代で来てくださるんです!いろんな世代の方がいらっしゃるんですが、施術中に美容についてのお悩みをお話される方って多いんですよ。その時に、美容の勉強会で教わったことをお客さんの美容のお伝えすると本当に喜んでいただけるんです。

なので、普通はあまり美容師が参加しないような勉強会にも参加したりして、たくさん勉強しています。「あそこの美容院に行ったらきれいになれるよ」と言われるお店にしたいと思って頑張っています。

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どの私も大事な私。
バランスよく美しく生きていきたい。

ーでは最後に「あなたらしさ」とは何だと思いますか?

1つ目は「思い出」かなと思います。
「思い出」の積み重ねが私の人生!と思うと疲れたり面倒に思っても体が動くんです。

あとは「バランス」かな。
お店(お客様)と家族と自分のバランスが取れているときに幸せだなと感じますね。どれかが欠けても、どれかが飛びぬけても、私らしくいられないなと思います。

いつまでも自分のメンテナンスをうまくして、機嫌よく、そして美しくいたいですね。

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髙畠里美さん
プロフィール

髙畠里美 さん

ラシカりすと File019

美容院cacicori(カシコリ) オーナー